鎌倉の四季とともに、自然のままの暮らしを愉しむ 鎌倉市M邸

M氏邸data
家族構成/夫婦
工法・構造/木造軸組在来工法
敷地面積/ 268.26 ㎡
延床面積/ 120.52 ㎡
1階64.21 ㎡ 2 階56.31 ㎡

そこは、鶴岡八幡宮を見晴らす鎌倉の高台。手つかずの山の風景に美しく寄り添う1軒の住まいで、Mさんご夫妻は自然のままの暮らしを楽しんでいます。春の訪れを告げるのは家の前の桜の木。庭で野菜や果物を育て、天気のいい日は眺めのいいテラスで食事をとる。長年、都心で暮らしてきたご夫妻にとって、それは夢に描いた生活でした。家づくりのパートナーに選んだのは、地元に根ざした松匠創美。「自然のものを使い、簡素で優雅な家を建てたい。その願いを叶えてくれたのが松匠さんの技術とアイデアでした。以前はよく旅行していましたが、今は家が一番。鎌倉の四季を楽しんでいます」。
1LDK や奥 まのアトリエから繋がる1 階のテラス。ここで食事をとるのがご夫妻の楽しみだそう。2 階にもテラスがあり、そこからは遮るものなく鶴岡八幡宮を見渡せる。
2、玄関を開けてすぐのスペースはご夫妻の仕事場。リビングとひと続きのオープンな空間は、可動式の間仕切り壁を閉じることで個室にも変身する。
3、庭から見たM 氏邸の外観。自慢の庭では、トマトやサラダ菜、ズッキーニ、ラズベリーなどさまざまな野菜や果物を育てている。
4、天井の高いご夫妻の寝室。朝は大きな窓から光が射し込み、夜は間接照明が優しく照らす。
5、和室の天井には、ご主人のご実家で使われていたという竹を嵌め込み、味わい深い空間に。