四季の移ろいを窓の景色で知る緑に抱かれた自然派住宅 |葉山町Y邸

Y氏邸data
家族構成 夫妻+子ども2人
工法・構造 木造軸組金物工法
敷地面積 154.26㎡
延床面積 115.09㎡
1階 57.96㎡ 2階 57.13㎡

なんとも贅沢な眺め。シンプルなインテリアで彩られたYさんの住まいでひときわその存在を主張しているのが、ダイニングキッチンの目の前に広がる葉山の緑の借景です。「最初にこの場所を見た時はピンとこなかったんですが、土地探しからお世話になった東和興産さんが『環境も立地も、こんなにいいところはないよ』って助言してくれて。本当にその通りでしたね」。
以前は東京に住んでいたYさんご夫妻。犬を飼い始めてから多摩川沿いをジョギングするのが日課となり、気付けば「都会派生活より自然派の暮らしに魅力を感じるようになりました」。お嬢様も誕生し、新しい拠点に海と山の身近な葉山を選んだのは、ごく自然な流れだったといいます。かつてビル設計の仕事に携わっていた奥様は、自分で新居のスケッチを描き、床や壁の素材も指定。「クロスは嫌、床は無垢材で、サッシは木製に…、思えばワガママばかり言いましたね(笑)。でも東和興産さんは面白がって対応してくれて。遊び心のある、思い通りの家づくりができました。壁はホタテ貝の塗料を自分たちで塗ったんですよ」。
  お気に入りは、お嬢様やワンちゃんと無垢の床に寝転がって遊ぶひと時。ここに暮らし始めてから、季節の移り変わりに敏感になったといいます。「春は裏山でタケノコ掘り、夏はみんなで海水浴。旬の魚や野菜など、おいしいものもたくさん。ウッドデッキでしょっちゅうピクニックしています」。。
1、夜の表情も美しいY氏邸外観。大きな窓からやさしく漏れる光が、中の温かい暮らしを創造させる。
2、まるで外国の映画に出てくるようなバスルーム。輸入品の水色のガラスモザイクタイルと足付きのバスタブ。
3、必要な機能だけを設けてすっきりとまとめた作り付けのキッチン。
4、奥様の宝物、ご主人のおばあさまから受け継いだアンティークな足踏みミシン。
5、天井が高く、開放感のあるリビング。1段高い位置に和室を、上部にはロフトを設けた。高窓からは、夜になると月明かりが差し込む。