木の香りに包まれて、家族の自然体の暮らしがはじまる 藤沢・M氏邸

T氏邸data
家族構成/夫婦+子ども1人 
工法・構造/木造在来工法
敷地面積:149.12㎡
延床面積:107.85㎡
1階57.55㎡ 2階50.30㎡

自然素材を使った木の家に住みたい。それが、Mさんの住まいづくりの出発点でした。パートナーに選んだのは、地元で活躍する今出川建設。もともとご夫妻であたためていたプランがあったそうで、「私たちの希望に対して、今出川建設さんは絶対に『無理です』とは言わない。こちらのこだわりに根気よく付き合ってくれて、要望に応えようとする誠意を感じました」とMさんはにっこり。同社からの提案も多く、L Dを吹抜けにするというアイデアは大正解だったと喜んでいます。ニッチを利用した飾り棚は、家づくりの過程で職人さんとつくっていったもの。「今出川建設の社長から、『職人さんと仲良くなってください』と言われたんです。そのことがきっかけで、実際に現場では『ここはこうしたい』とあれこれ相談させていただきました。その柔軟な姿勢と対応力の高さにびっくり。より良いものができたと思います」。
 風通しがよいので夏は過ごしやすく、セルロース断熱のおかげで冬はあったか。L Dの吹抜けや階段など、家の中にはお気に入りの場所がたくさんあるそうです。「実際に暮らして、ますますわが家に愛着がわきました」。

1、吹抜けのリビングは開放感たっぷり。窓から入る光が、上下階を明るく照らしている。床はパイン材、壁は珪藻土を使用。自然素材に彩られた空間を、お嬢さまがのびのびと駆けまわる。
2、ご夫妻の寝室と子ども部屋を繋ぐ2階のキャットウォーク。1階からの光を通すよう、わずかな間をもたせてスリット状に板が張られている。
3、お嬢さまとこれから生まれてくるお子さまのための、将来的に2つに分離できる子ども部屋。ロフトへと上がる階段を利用して造作の収納家具を設けている。
4、階段に採用した枝付きの化粧柱は、今出川建設が得意とする意匠。枝に帽子やバッグを掛けたりと自由に使いこなしている。オブジェのような遊び心あふれるデザインが素敵。
5、木を使ったおままごとミニキッチンは、インテリアデザインなどを手掛ける今出川建設社長のお嬢さまが製作した一点もの。「娘への何よりのプレゼント。大切に使っています」と奥さま。
1、_LDKの一角に設けた小上がりの和室は、ごろんと寝転がったり腰かけたり、ゲストルームにもなるお役立ちスペース。下部は引き出し収納になっている。
2、ひと続きのLDK。リビングからフラットに繋がる広々としたウッドデッキは、お子さまの遊び場所にぴったり。杉の一枚板で作ったダイニングテーブルは、家具職人の手によるもの。
3、閑静な住宅街に美しく馴染むナチュラルな外観。高台立地を活かし、バルコニーからの眺めも抜群。